Clémentine『Café』Series
<NEW> Clémentine『Cafe de Pop from Tokyo Paris』
2018年2月14日発売
発売元:Anchor Records
定価:¥2,190(税抜)+TAX
品番:UZCL-1032
*楽曲解説
From TOKYO、PARIS の POP ソングをクレモンティーヌのささやく爽快なヴォーカルと POP で軽快なビートアレンジで お届けする、Café de Pop From Tokyo.Paris。(好評クレモンティーヌ・カフェ・シリーズ第4弾) TOKYO からは フリッパーズギターの名曲「恋とマシンガン」、小沢健二の「今夜はブギーバック Nice Vocal」、「いちょう並木のセレナード」、 ピチカート・ファイブ「東京は夜の七時」など渋谷系 POP ソングをセレクト。PARIS からはミッシェル・ポルナレフの 名曲「シェリーに口づけ」、ミッシェル・デルペッシュの「青春に乾杯」他、恋は水色、サン・トワ・マミーなどのいまや 永久欠番のフレンチ POP ソングを収録。そして2018年2月のライブでスペシャルゲストとして招く、話題の作曲家で ピアニストのまらしぃとクレモンティーヌがこのアルバムのために書き下ろした軽快な新曲「Tokyo Paris Walk」を収録。
( 新録音10曲プラス既成曲2曲は SKII CM でおなじみの C'est Bon C'est Bon、クンモンティーヌ・シングス・ディズニー から大橋トリオ書き下ろし曲「2人は小さな恋人」)
*LIVE 情報
2018 2.23(fri.), 2.24(sat.) ブルーノート東京【special guest:まらしぃ (2.23 fri.)/ 辻仁成 (2.24 sat.)】
2.26(mon.) 名古屋ブルーノート【special guest:まらしぃ】
1. 恋とマシンガン
2. シェリーに口づけ
3. 恋は水色
4. 青春に乾杯
5. いちょう並木のセレナーデ
6. メケ・メケ
7. Tokyo Paris Walk※新曲
8. 2人は小さな恋人(ミッキーマウス&ミニーマウス・インスパイアソング)
9. C'est Bon C'est Bon
10. 今夜はブギー・バック Nice Vocal
11. サン・トワ・マミー
12. 東京は夜の七時
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Clémentine『Café de Bossa』
Now on Sale.
発売元:Anchor Records
定価:¥2,190(税抜)+TAX
品番:UZCL-1005
1.おいしい水
2.十字架
3.イパネマの娘
4.小船
5.彼女のスイング
6.シーナ
7.夜のとばり
8.もう一度
9.君を愛して
10.白と黒のポートレート
11.サマー・サンバ
12.星に願いを(ボサ・ノヴァヴァージョン) ※新録
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Clémentine『Café de Jazz』
Now on Sale.
発売元:Anchor Records
定価:¥2,190(税抜)+TAX
品番:UZCL-1006
1.girl talk
2.’s wonderful
3.all blues
4.be nice to me baby(but don’t be that nice)
5.lately(I’ve been thinking of you)
6.makin’ whoopee
7.everything happens to me
8.never let me go
9.polka dots and moonbeams
10.sunny
11.try to remember
12.’s wonderful(live edition)
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Clémentine『Café de Paris』
Now on Sale.
発売元:Anchor Records
定価:¥2,190(税抜)+TAX
品番:UZCL-1007
1.クーラー・カフェ
2.ケ・セラ・セラ
3.男と女 ※新録
4.パリの恋人たち
5.アフタヌーン・イン・パリ
6.プリンセスのように
7.ラム・ココ
8.パリス・ウォーク
9.オー・シャンゼリゼ ※新録
10.ジェレミー ※新録
11.どうしてかしら
12.いつものように(ライブ) ※新録
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Clémentine Biography
●デビューまで
パリ生まれ。フランスで有数のジャズ・レコード・コレクターの父親の影響で自然とジャズに囲まれながら育つ。幼少時は父の転勤に伴い世界中を回っており、ラテン音楽やボサノヴァの魅力に親しんだのは、4歳のころに過ごしていたメキシコでのこと。その後、アメリカ、ギリシャ、スペイン、イタリア、ポルトガル、イギリスでの生活を送りながら、様々な文化に接して育った。
10歳のとき、パリの16区にあるアールデコ建築のアパルトマンに戻る。このアパルトマンには、壁を覆い尽くすほどのジャズ・レコードのコレクション、グランド・ピアノのある広いリビング、レッスン・ルームなどがある。海外からのアーティストが集まるサロンにもなっていたパリの自宅で、本物の音楽に接しながらクラシック・ピアノを習っていた彼女は、12歳のとき、パリのジャズ・スクールであるシム(CIM)で、ミシェル・サルダビー( *)とパトリス・ギャラス(*)からジャズ・ピアノの教えを受けた。
そして1987年、大物アーティストとの初めての共演をすることとなる。大好きなジャズ・ミュージシャン、ベン・シドラン(*)とジョニー・グリフィン (*)がバルセロナでレコーディングしていることを聞き、1本のデモ・テープを持って駆けつけたのだ。そのテープに入っていたのは、1960年にジョニー・グリフィンが作曲した「コンティノン・ブルー」をフランス語で歌った1曲だけ。このテープを聴いたグリフィンは大感激し、翌日からクレモンティーヌと一緒に、たった2日間で5曲をレコーディングしてしまったのだ。アーティスト、クレモンティーヌの誕生である。
*ミシェル・サルダビー(Michel Sardaby):パリを中心に活躍した黒人ジャズ・ピアニスト。 謎が謎を呼ぶピアニストと形容されることが多い。
*パトリス・ギャラス(Patrice Galas):パリ出身のジャズ・ピアニスト&オルガン奏者。チェット・ベイカーやスタン・ゲッツ、マーカス・ミラーなど、数々の大物ジャズ・アーティストと共演。
*ベン・シドラン(Ben Sidran):アメリカのジャズ・ピアニスト。2004年のクレモンティーヌのブルーノート公演ではゲスト出演。
*ジョニー・グリフィン(Johnny Griffin):アメリカのサックス奏者。
●フランスでデビュー
ベン・シドランとジョニー・グリフィンのバルセロナ・レコーディングに駆けつけた翌年、1988年にCBSフランスよりデビューする。その後、1988年から1990年にかけて、父ヴィクトールが設立したジャズ・レーベル、オレンジ・ブルーよりベン・シドラン(『スプレッド・ユア・ウィングス』)、ジョニー・グリフィン(『コンティノン・ブルー』)、ケニー・ドリュー(*)(『メ・ニュイ、メ・ジュール』)との共演ジャズ・アルバムを次々に発表する。大御所プレイヤーとの共演がフランスで大きな話題となる。
*ケニー・ドリュー(Kenny Drew):アメリカのジャズ・ピアニスト。バド・パウエルの流れをくむ
ハード・バップの代表格の一人。1993年死去。
●ポップス・アルバム3部作〜パリジェンヌ、異国日本での活躍
1992年、井出靖のプロデュースのもと、ゴンチチ、田島貴男、小沢健二ら日本 のアーティスト達が作編曲したポップス・アルバム第1弾『アン・プリヴェ〜東京の休暇』が大好評を博す。 1993年にシングル曲「ジェレミー」を発表。ジョディ・フォスター主演のマウントレーニア・カフェラッテCM曲となり、クレモンティーヌの代表曲のひとつになった。同年7月にはポップス・アルバム第2弾『ロン・コリエ』を発表。続いて11月にはジャズ・アルバム『パリス・ウォーク』を発表。全編ベン・シドランの作編曲によるパリ録音の作品。
1994年9月、ポップス・アルバム第3弾『イル・エ・エル』を発表。レイ・ヘイデン(*)のプロデュースにより、フランシス・レイの名曲「男と女」をリメイクし、CMソングにも決定した。その他インコグニートのブルーイ(*)、エウミール・デオダート(*)らがプロデュースした曲を収録した。活動の場をジャズからポップス、ブラジル音楽まで広げて行く。
*レイ・ヘイデン(Ray Hayden):幼い頃からブラック・ミュージックをこよなく愛する アイルランド出身のソングライター/プロデューサー/リミキサー。UKソウル・シーンのトップで、インコグニート、スウィング・アウト・ シスター、メアリー・J.ブライジなどを手がけるほか、ソロ活動も。
*インコグニート(Incognito):アシッド・ジャズ創始者の一人。ジョージ・ベンソンにも曲を提供。
*エウミール・デオダート(Eumir Deodato):ボサノヴァ第二世代を代表するブラジル人アーティスト
●初のベスト盤リリース、フランス案内本の出版
1996年11月、小西康陽、ケン・イシイらのリミックスを含む初のベスト盤 『ア・スイーヴル〜The Very Best Of Clementine』をリリース。同時に「クレモンティーヌのフランス案内」(2002年「新・クレモンティーヌのフランス案内」出版)を出版。生粋のパリジェンヌとしてのセンスと風刺、ユーモアを効かせたガイドブックが好評を博した。 1997年5月、またしてもベン・シドランとの共演による『ソリータ』をフランスのオレンジ・ブルー・レーベルよりリリース。 1998年11月、永遠の「ヴァカンス」をキーワードに『エル・デテ〜夏時間』をリリース。
●ボサノヴァ3部作 〜 そして、カフェ・ミュージック
1999年7月、フレンチ・ボサノヴァ・アルバム『クーラー・カフェ』をオレンジ・ブルー・レーベルよりリリース。ボサノヴァ、サンバ、ラテン、スパニッシュ・フォークとヴァラエティに富んだアプローチで自らのルーツを心地よく体現してみせた。 同年8月には、葉加瀬太郎の新作アルバム『DUETS』にバーシアらと並んでゲスト・ヴォーカルとして参加。葉加瀬太郎ツアーでもスペシャル・ゲストとしてステージに立つ。翌年、葉加瀬太郎とのニュー・ジョイント・シングル「コリヌ・ヴィオレット」をCMソングとして発表。 2000年9月、ジョイス(*)、マルコス・ヴァーリ(*)、ロベルト・メネスカル(*)とコラボレーションした本格ボサノヴァ・アルバム第2弾『レ・ヴォヤージュ』をリリース。 2001年7月には、ボサノヴァを軸に、「カフェ・ミュージック」という観点からこれまでの作品を編み直した企画盤『カフェ・アプレミディ〜クレモンティーヌが歌うボサノヴァ』をリリース(監修:橋本徹)。 同年12月にオレンジ・ブルーよりアルバム『リル・ダーリン』をリリース。本場ヨーロッパのサロン・ジャズのような優雅なムードにあふれた、エレガントな作品となった。
*ジョイス(Joyce):ブラジルはリオ出身の才媛シンガー・ソング・ライター/ギタリスト。
1980年に発表したアルバム「フェミニーナ」で知名度を一気に上げる。来日回数も多い。
*マルコス・ヴァーリ(Marcos Valle):ブラジルきっての天才シンガー・ソング・ライター。ブラジル音楽をポップスやソウル・ミュージックと絶妙に混ぜ、 世界に広めた功績は大きい。
*ロベルト・メネスカル(Roberto Menescal):ボサノヴァ創始者の一人で、正統派の伝承者。
活動歴は40年以上。
●新しいクレモンティーヌ
大ヒット・コンピレーション第3弾『イマージュ・アムール』に「ジェレミー」が収録された縁から、2002年「ライヴ・イマージュ」ツアーに特別ゲストとして参加。
同年8月には60〜70年代のアメリカン・ポップスを中心に選曲したカヴァーに、パリ最新モードのDJリミックスを交え、“レトロなのにモダン”をテーマに『30°C』をリリース。アルバムに参加したパリのDJ&ミュージシャン集団、ファヴェラ・シックとともにブルーノート主催のフーディング・ツアーで来日公演を行う。同年12月には東京・大阪・名古屋で久々の単独ツアー「Clementine French X’mas Soiree」を行う。
2003年には前年に続き「ライヴ・イマージュ」ツアーに特別ゲストとして参加。6月には久々に日本人アーティストとのコラボレーション作品「Cle」、そして初期の未発表曲を収録した「アーリー・ベスト」をリリース。8月には「マウントフジ・フェスティバル」を皮切りに東京・大阪・名古屋・福岡にてコンサートを行う。
2004年7月には夏をテーマにしたアルバム「ソレイユ」を発表。おなじみベン・シドランや、ブラジルはサンパウロのグループと共演する。続いて9月に長女のソリタとのデュエット・シングル「手のひらを太陽に」を発表。初めて日本語で歌う。この曲はCX系「目覚ましテレビ」のテーマソングにも採用され、大きな話題となる。
同年11月にフレンチ・ボサノヴァを中心とした選曲のベスト盤「クレモンティーヌ・ドゥ・ベスト」を発表。
●東芝EMIへの移籍
2005年、長年籍をおいたソニー〜エピック・レコードを離れ、東芝EMIへ移籍が決定。幼い頃から様々な国に移り住んだクレモンティーヌは数ヶ国語を操り、フランス語だけでなく英語やスペイン語、ポルトガル語でも歌ってきた。6月15日発売予定の移籍第一弾アルバムは、タイトルもずばり「メイド・イン・フランス」、全曲フランス語で歌う。サウンド・プロデューサーにフレンチ・ダンディを体現するアルノルド・テュルブースト (*)を迎え、レコーディングはブラジルのリオ・デ・ジャネイロ、そしてパリで行われた。長年活動を共にするフランス在住のブラジル人ベーシスト/ギタリストのカルロス・ヴェルネック(*)も参加。フランスのシックな面とブラジルの軽いリズムがうまく混ざり合い、クレモンティーヌはまた新しい表情をみせ、私たちを驚かせてくれるのだ。
音楽を愛し、心地よい時間の過ごし方、人生の本当の楽しみ方を知っている大人のパリジェンヌ=クレモンティーヌ。今後もますます女性達の憧れとして、アーティストとして注目を集め続けることだろう。
*アルノルド・テュルブースト(Arnold Turboust):シンガー・ソング・ライター/サウンド・プロデューサー。
フランスを代表する男性ポップ歌手、エティエンヌ・ダオの片腕として
長く活動を共にしたほか、シルヴィ・ヴァルタンやブリジット・フォンテーヌの
サウンド・プロデュースも手がける。故人の作家、フランソワーズ・サガン
(「悲しみよこんにちは」、「ブラームスはお好き」他)とも交流が深かった。
ダンディかつエレガントな立ち居振る舞いでは右に出るものがいない。
*カルロス・ヴェルネック(Carlos Werneck):リオ・デ・ジャネイロ出身のベーシスト/ギタリスト。
フランス在住。ブラジルの現文化大臣、ジルベルト・ジルのミュージシャンを長く務めた。
ブラジルを代表するシンガー・ソング・ライターのタニア・マリア、シコ・ブアルキなど、 大御所との共演も多い。